2月16日 刺激の距離(佐藤造語)
カテゴリ: コーチング
大谷翔平選手のマンダラチャートを2学期の終業式で紹介しました。
反応はいまひとつでした。
本校金管バンドが冬の演奏会後振り返りと今後の取り組み方を話し合い、全員がマンダラチャートを書いたことを聞きました。そこで、3学期始業式で実物を見せて全校児童に紹介しました。
反応は終業式と段違いでした。
大谷選手の例は「すごい!」「さすが!」と感じるものの、多くの子にとっては距離の離れた刺激です。
それに対して、金管バンドの子たちのそれは、自分と同じすぐそこにいる存在です。刺激の距離がとっても近く、「わたしも!!!」ということにつながりやすいです。
刺激の距離が近い場合とても大きく影響します。
もっと近い刺激の距離があります。
それは、自分自身からの刺激です。
コーチングコミュニケーションにより、その子の中にある刺激を呼び覚ますことができます。
「いいことをかんがえたなぁ!!!」
「こうすればできるんじゃないかなぁ!やってみよう!!!!」
「俺ってできるんだ!!!!!」
自分の内側から出る刺激に触発されて動く人はエネルギッシュでたくましいです。
美園北小の子どもたち、我が子がこんな姿を示すようになったら、この上ないしあわせですね。
子の姿は、私たちのコーチングマインドによるコミュニケーションにより実現可能です。
すぐにうまくいくことではないですが、私は日々、失敗を重ねながらトレーニングを積んでいきます。阿久根様は26年目だそうです。
- 2024年02月16日 13:21