2月20日 ティーチングしてしまいました 反省をもとに

長縄のティーチングをしてしまった反省をもとに、次のようにしてみたらどうかと考えました。

私:頑張って何度も練習していてえらいね!どうしてうまくいかないのかなぁ?

児:わからない

私:そうだよね。わかったら跳べるようになるよね。どうしてなのかいっしょに考えてみない?

児:うん

私:跳べる子と、あなたは何が違うのかよく見てみない?ビデオをとってみるからもう一回跳んでみて。

児:跳んで失敗する 自身のビデオを見る

私:じゃあ、外で跳んでいる子たちのやり方を見てみよう。

児:〇〇が違う!!!

私:ほんとだ!よく気付いたね!!すごいじゃない!!!そうだね。じゃあ、どんなことに気を付けて跳んでみる?

児:〇〇

 

その子が気づいたポイントが効果的でないことかもしれません。

それでも、慌てず、その子が気づいたこと・考えたことに従い、チャレンジをさせます。

それでも跳べない場合、考えて努力したことをほめます。

「もしかしたら、違うポイントがあるんじゃないかなぁ?もう一度、ビデオと友だちの跳び方を見てみるといいと思うんだけど、どう?」

アドバイスをしたくなってしまった、また、アドバイスしてしまった場合、【提案】の後に【どう?】と加えると、子どもは、教えてもらったという意識ではなく、自分の考えで進めたという感覚になります。阿久根さんは、ティーチングしてしまった時の魔法の言葉【どう?】と教えてくれました。

その後見つけたポイント、その子が考えた方法で練習します。跳べる・跳べないは、状況によりあるでしょう。でも、その子が考えて、課題を見つけ、解決の方法を編み出し、努力を重ねるという経験が残ります。このことは大いに評価することができますし、別の取組にもよい影響を与える経験となります。

私が教えてしまい、【跳べた】場面も大きな感動がありましたが、上記のように取り組んだ場合、本人の感動はその何倍にもなったはずです。

 

ああ・・・そうしておけばよかったなぁ!!!

 

  • 2024年02月21日 16:59